


森のお仕事

事業のご案内


森林整備業務
森林作業道の開設・管理
森の中で作業に使う道を作っています。 作業道の整備・維持管理を行う事で、間伐した木材を搬出したり、作業場までの移動時間の短縮(効率化)や、労働災害時の素早い対応などが可能になります。
獣害・病虫害対策
野生動物による被害を防ぐため、獣害防止柵の設置や対策を行います。 また、虫による立木への被害を防ぐため、薬剤注入や防虫シートの設置等を行っています。
災害防止
森林には、土砂崩れ防止や地中の水分を調整して洪水を防ぐなどの機能があります。しかし長年放置された森林は、木が混雑し太陽の光も入らないため、防災機能が低下します。 間伐を繰り返し行うことで木が成長し、地中の水分量をしっかり調整したり、木々の根が張り、災害に強い森林になります。
支障木伐採
建造物や道路に隣接する危険木や、所有境界に生え問題となる干渉木の伐採等を行っています。 樹木全体の伐採から枝のみの伐採まで、幅広く対応しています。
公園整備
私たち山城町森林組合では、木津川市より指定管理を受け、山城町森林公園の整備も併せて行っています。 公園を利用されているお客様に、安心安全にご利用して頂けるように、危険木、支障木の 伐採なども行っています。

指導部門
次世代を担う若者や地域の皆さまに、森林の大切さや林業の魅力を伝える活動を行っています。
学校教育支援
山城中学校や棚倉小学校で自然教室や職場体験を実施しています。
研修・技術指導
林業大学校の取り組みに協力し、インターン研修やキャップストーン研修を通じて、伐採や森林管理技術の指導・研修を行います。
地域イベントの協力
地域社会との交流を深めるイベントに積極的に参加し、森林の大切さを伝えます。

企業との共同事業
森林資源の有効活用や環境保全に向けて、企業と連携したプロジェクトを展開しています。
サントリーの工場を支える、水源の森を守る

山城森林組合が管理する森林の一部は、サントリーの工場で使われる水の貴重な水源地となっております。この水源は、私たちが日々守り、育てている豊かな森によって支えられています。
サントリーや研究者と連携し、定期的に植生調査を実施し、地域に適した自生の樹木を選定・植林しています。森の生態系を守り、水源を健全に保つことは、次世代に美しい自然環境と清らかな水を引き継ぐための大切な取り組みです。
水源の森を守ることは、単に自然環境を維持するだけでなく、地域社会や産業を支える大きな責任でもあります。山城町森林組合は、これからも森と水、そして人々の未来をつなぐ架け橋として、その使命を果たしていきます。
その他企業連携
森林資源の循環利用や地域資源の活用を目的とした事業を進めています。